2011年12月15日木曜日

奏者の筋肉@鼓童

演目についた名前は忘れたけれど 山車の上に立てた大太鼓を打ち鳴らす奏者の後姿をみていて 肩甲骨から肩 腕にかけての筋肉の動きにみとれていて ふと 京都賞の坂東玉三郎さんのワークショップでみたVTR「アンナ・パヴロワ」の玉三郎さんを重ねてしまいました。

モーリス・ベジャールが玉三郎さんをみて「おまえはARMをもっている」といったそうです、そしてそれだけを見せるためにあの振り付けをなさったのでしょう と 玉三郎さんは語っていました。

白鳥たちに餌をあげていた?アンナ・パヴロワ役の玉三郎さんが背をむけて中央 奥に下がりながら 突然羽ばたきを始めたのです、薄いドレス一枚の玉三郎さんの肩から腕は露わで いままで舞台では拝見したこともなく それだけでも驚きですが その肩甲骨から指先までの白鳥の羽ばたきといったら・・たしかにすばらしいARMです。

しかも「黒塚」の玉三郎さんは黒の礼服姿で髪はきれいになでつけられ そのバレエを踊る姿といったら・・玉三郎さんはARMだけでなくLEGももっていらっしゃるのね と感嘆したのでした。

鼓童の大太鼓から響く音 地の底から轟くような音、きっと すばらしい筋肉をもつ玉三郎さんの内でも同じ音がしているのだろうな と思ったのでした。

0 件のコメント: